SOTO ST-310 レギュレーターストーブ その①:メリット編
『買って良かった〇〇』シリーズ No.4
ということで、今回は現時点の『個人的買って良かったものランキング』でも上位に入るSOTOのST-310を紹介したいと思います。
※使用クッカーはモンベル。他のメーカーのものは分かりませんが、ちょっとスリムなクッカーだとゴトクがつかえて入らない可能性があるので要注意です。
※赤いメッシュケースはフォークなどのカトラリー
組み立てるとこんな感じ…
個人的にはこの虫っぽい(とどこかのレビューにも書いてあった)、どこか見た目が割とツボです。虫はそんなに好きじゃないんですけどね…
というか今年カメムシ多すぎない?!
…話が逸れましたね。
さて、このバーナーの特徴ですが実際に使って感じた主なメリットとして
- 設置が簡単(ほぼゴトクの足を広げるだけ)
- 使い方が簡単(ガス缶のセットが楽)
- ガス缶の入手が容易(鍋パの余りでOK)
等が感じられました。
メリットその①: 設置が楽
まず1つ目のメリットですが、ちょっとした平は必要であるもののゴトクを広げて缶をクイッとセットするだけなので非常に簡単にセッティングができます。
ちなみに本体は一般的なアウトドア缶(OD缶)のシングルバーナーよりは設置場所を取ります。(バックパックの中でも少し場所を取りますがそちらはデメリット編でお伝えします)
メリットその②:使い方が簡単
メーカーの説明書等には専用ボンベ使えって書いてあるので「あくまで自己責任」にはなってしまいますが、ガス缶は普通のカセットコンロ用のガスが使えます。そしてボンベはグッと押し込んで時計回りに少し回すだけなのでセットも簡単です。
と、こんな感じで設置もすぐできて、火力もなかなか出るのでちょっとしたハイキングやキャンプなんかにはとっても役にやってます。
メリットその③:缶の入手が容易
ST-310の最大のメリットはCB(カセットボンベ)缶が使えるということに尽きると言っても過言ではないと思います(※感じ方には個人差があります)
何しろこれを買ったのは去年の秋、10日間ほどのキャンプしながらのキャニオニング計画だったのですが直前で色々揃えようと思い立って、「ガス缶ってどこで買えるんだ?」となり、これならどこでも買えるし安いのでランニングコストも考えて即決しました。
通常、OD缶と呼ばれるガス缶ですと600円ほどしますので、CB缶であれば単純計算でランニングコストが1/3で済みます。CB缶のデメリットはある程度ありますが自分の使い方であればデメリットはさほど気にしなくていいので、ランニングコストの安さは圧倒的に魅力的でした。
と、ここまでメリットばかり説明してきましたが、きっとみんな思っているはずです。
デメリットはないのか?
一言で答えるならば『あります』。
しかも場合によっては致命的になりますが、個人的な行動範囲と使い方によっては気になりません(少なくとも僕個人の使用する範囲では全くデメリットではないです)
デメリットに関しては後編の『SOTO ST-310 レギュレーターストーブ その②:デメリット編』でお伝えしたいと思います。
デメリット編へ続く