里山資本主義
久々の読書ブーム、1冊目は柏崎さんのところで最近紹介されてた本。
「里山資本主義」
感想としては大分楽観的な見方や「ホントか?」みたいな部分も少なからずあるので「これで地方経済は解決!」みたいな取り上げ方はいささかやりすぎな感はありますけども、なかなか興味深い内容でした。
最近津村PのFacebookから流れてきた「僕がアクセンチュアを辞めた理由」にも通ずるところがあり、読み終わってからまた色々と考えさせられました。
(ちなみに上記のエントリーが警鐘を鳴らす資本主義の行き詰まりは僕が個人の感覚として漠然と感じていた「何かがおかしい」という感覚を分かりやすい形で表現してくださっています)
昔迷っていた時期に企業の重役をしている方から「バーチャルなものが更に発展してくるこれから時代は君のやっているような、五感で感じるリアルなものが価値を増してくる」と励まして頂いたことを最近思い出しますが、物質的な豊かさの先にある行き詰まりに気づく人が少しずつ、でも確実に増えてきているのかも?
それが今のアウトドアブームを後押ししているような気もします。
「持続可能な社会」が叫ばれて久しい今の世の中。ちょっとパーマカルチャーなるものに興味が出てきた今日この頃です。