SOTO ST-310 レギュレーターストーブ その②:デメリット編
少し間が空いてしまいましたが、今回はST-310のレビュー後半、デメリット編です。
本当は前回の記事と合わせて一つの記事で済ませようかとも思ったのですが、あまりに文字数が増えてしまったため2回に分けることにしました。
(自分で読んで文字数の多さに疲れた…)
と、いうことで前回の記事では主にメリットの部分に焦点を当てていましたが、今回のエントリーでは自分が使った中で感じたデメリットも紹介していこうと思います。
試運転も含め、実際に使用した中で感じた主なデメリットは以下の通り:
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点火スイッチが押しにくい
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『靴下』を履かせないと足が熱くて大変
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風に弱い
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マイナス気温では使用できない
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CB缶が場所を取る(主にバックパックの中で)
という点です。
ぇ?数多くない?と思いました?
しかしこのうち最初の3つは追加投資で解決可能です。
デメリットその①:点火スイッチが押しにくい
GoogleやAmazonのレビューでも多く見かけますが、点火スイッチが非常に押しにくい位置にあります。最初の使用では僕もちょっとケチってそのまま使いましたが、これに関しては素直に『点火アシストレバー』というオプションを買った方がいいです。
値段も安い(500円くらい)のでこれだけはマジで買っておいた方がいいです。
絶対幸せになれます。
ソト(SOTO) レギュレーターストーブ専用点火アシストレバー ST-3104
- 出版社/メーカー: ソト(SOTO)
- 発売日: 2016/02/21
- メディア: スポーツ用品
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どっかにも書いてあったがこれなんでセットじゃないの?!
と思ったらセットになったものもどうやら売ってるみたいですね。
ボンベ1本付で6800円ちょっとなので、こっちの方がいいかも?
ソト(SOTO) レギュレーターストーブ【ガスボンベ1本/点火アシストレバー付きお買い得スタートセット】 ST-310/ST-700/ST-3104
- 出版社/メーカー: ソト(SOTO)
- メディア: スポーツ用品
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デメリットその②:『靴下』を履かせないと足が熱くて大変
これに関しては試運転の時に体感したので速攻で買うことになりました。
上記のアシストレバーと靴下のセットもありますが、2,000円となかなかするので、これに関してはネットで人気の自作がおススメです。
下記のチューブを切って、石鹸水で滑りこませればOK。
ちょっと根気は必要な作業ですが、これで2000円するセットを買わなくて済むなら…
チューブはちょっと大きめのホームセンターなんかにいけば大体あるので何かのついでに買うのがいいかもしれませんね(送料とか意外と高いし…)
デメリットその③:風に弱い
これはST-310に限ったことではないですが、風があるとシングルバーナーは厳しいですね。ここは素直にウインドスクリーンでしょう!と言いたいところですが、どうやら正解は百均のクッキー型のようです(笑)
まぁ、私どもはいずれにせよ風が強いところでバーナー使って飯食うようなことはないのでアレなんですが、燃焼効率を重視する方やツーリングなどでやむを得ない場合が想定される方は持っておいた方がよさそうですね。
デメリットその④:マイナス気温では使えない
CB缶の最大のデメリットはここかなと思います。低温時にはバーナー使用時には気化熱で缶が冷たくなり、中のガスが気化できなくなる「ドロップダウン」とよばれる現象が起こるそうです。
一応0度くらいまでならパワーガス使えばいけるとの噂もあるようですが…
ソト(SOTO) パワーガス 3本パック ST-760 [HTRC 2.1]
- 出版社/メーカー: ソト(SOTO)
- 発売日: 2012/04/05
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私の場合そんな寒いところでアウトドアしないので全然OKです。
バーナー使うのは基本春夏秋まで!
デメリットその⑤:CB缶が場所を取る
これは主要なデメリットの一つですね。
OD缶は基本的にクッカーの中にスポッとバーナー毎入れてしまえるのでクッカーの場所だけ確保してあればOKですが、CB缶の場合基本的にクッカーの中に収容するのは無理なので別途缶一本分の場所を取ることになります。
私の場合はキャンプは基本的に車がすぐ近くまで来れるオートキャンプが主体ですし、登山も日帰りのハイキング的なところがほとんどなので持ち物的にもCB缶一本くらいなら余裕で入りますので特にデメリットを感じたことはないです。
あ、でも缶が突き出ている分、設置場所はOD缶より取るのであまり平がないところだとちょっと苦労するかも?(そんなところで鍋を炊くシチュエーションはまだないですが…)
以上、ここまでメリット/デメリット双方見てきましたが参考になりましたでしょうか?
要約するとST-310は以下のような人にはおススメできる商品ではないかと思います。
- 行動するフィールドが基本的に標高が低い(主に2000m以下)
- バイクや車で移動できるフィールドが多い、もしくは日帰り主体
(泊りでも大きめのバックパックがあれば問題なし) - ランニングコストはできるだけ抑えたい
参考までに!
それではまた次回!
Ogi